アニメ『どろろ』第6話「守子唄の巻・下」ネタバレ感想&解説考察 / ミオたちは最後まで美しく懸命に生きた

こんにちは、マサ( @Masayuki_Hirai )です。

前回、どろろと百鬼丸は健気に生きる少女・ミオと出会いました。

そして新たな鬼神と戦うも、右足を奪われてしまった百鬼丸。

戦が始まりそうな不穏な空気の中、これからどうなってしまうんでしょうか!?

それでは、第6話守子唄の巻・下」の感想と解説をお届けしますね。

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 第6話「守子唄の巻・下」あらすじ

鬼神から声を取り戻すも、脚を奪われてしまった百鬼丸(鈴木拡樹)。

荒れ寺に戻り傷を癒やしたのち、再度鬼神に挑みに出る。

一方、ミオ(水樹奈々)達が待つ荒れ寺では…。

出典 :『どろろ』公式サイト

第6話「守り子唄の巻・下」あらすじ >>

 第6話「守子唄の巻・下」感想

 右足を奪われた百鬼丸

前回、蟻地獄(アリジゴク)の鬼神に挑むも、右足を奪われてしまった百鬼丸

ひとまず荒れ寺に戻り、ミオの懸命な看病を受けます。

右足の代わりに声(声帯)を取り戻したことから、鬼神はどうやら百鬼丸のパーツを一体につき一つしか保持できない制約があるようですね。

 ミオたちが夢見る景色

ミオやタケたちは、いつか自分たちの田んぼを持つことを夢見ていました。

ミオが自分の身体を売って頑張る背景には、そんな願いがあったんですね。

話を聞いたどろろの物憂げな表情がとても切なかったです…。

 多宝丸の想い

父・景光(かげみつ)に自分を戦の援軍に加えるよう頼むも、却下されてしまう多宝丸

彼は両親に自分を認めてもらいたくて、いろいろ焦っているように見えますね。

母・縫の方の心がいまだに百鬼丸へと向けられているため、多宝丸が精神的に思いつめてしまうのも仕方ない気がします。

 百鬼丸とミオ

蟻地獄の鬼神を倒すため、無茶をしようとする百鬼丸をミオは制止します。

そして彼をなだめるように「赤い花 白い花」を歌ってあげるミオ。

彼女の歌を聞いている時だけは、百鬼丸の中にある「鬼神の炎」が鎮まるようです。

自分を恥じるミオを優しく慰める百鬼丸に、グッとくるものがありました。

 どろろの励まし

「自分は汚れ仕事をしている」と語るミオを、「おっかちゃんと同じように、生きてる姉ちゃんも偉い!」と全力で励ますどろろ。

それを聞いたミオの屈託のない笑顔が、とても美しかったです。

そして会話に出てきたどろろの親に関するエピソードも、のちのち詳しく描かれそうですね。

 再び鬼神退治に向かう百鬼丸

ある夜どろろが目を覚ますと、なんと百鬼丸が鬼神退治に出かけてしまった後でした。

相変わらず手強い蟻地獄の鬼神に苦戦する百鬼丸でしたが、右足に仕込んだ刀を活用し見事に撃破。

ようやく降り出した雨が鬼神を倒した途端に止んでしまったことから、鬼神が醍醐の国に恵みをもたらす守り神になっていることがよく分かりますね。

 侍たちによる虐殺

一方その頃、密偵(スパイ)の疑いをかけられたミオを追ってきた侍たちによって、火を放たれてしまった荒れ寺。

急いで戻る百鬼丸とどろろでしたが、ミオやタケたちは無残にも斬られ致命傷を負っていました。

瀕死のミオが微かに口ずさむ歌を聞いて、事態を悟り激しい怒りを爆発させる百鬼丸。

獣のような雄叫びをあげて、侍たちを次々と斬り殺してゆきます。

 ミオの形見の種籾

鬼と化した百鬼丸が最後の侍にトドメを刺そうとした瞬間、ミオの形見を手にして彼を止めるどろろ。

そう、ミオは田んぼを作るために必要な種籾(たねもみ)を侍たちから取り返していたのです!

姉ちゃんは負けてねぇ!兄貴も負けないでくれよ、頼むよ!」というどろろの台詞に、心を深く揺さぶられてしまいました。

そして百鬼丸が初めて発した意味のある言葉が「ミ…オ…」というのも、すごく切なかったですね…。

 旅立つ二人

お墓を作りミオたちの弔いを済ませたどろろと百鬼丸は、新たな鬼神を求めて旅立つのでした。

お守りとして携えた種籾が見せる黄金色の稲穂のイメージが、ただただ美しかったです。

 第6話「守子唄の巻・下」解説&考察

 原作エピソードとの違い

おおまかな流れは原作に沿っていた「守子唄の巻・下」ですが、以下のような違いがありました。

  • 百鬼丸の回想 → リアルタイムでどろろと経験
  • みお(平仮名) → ミオ(片仮名)
  • 何も取り戻さない → 声と右足を取り返す
  • ミオが口ずさむ歌の追加
  • 形見である種籾の追加

とても辛い展開のエピソードなので、どろろが百鬼丸の心の支えになってくれて本当に良かったです。

ちなみに今回の話の元になった「法師の巻」は原作の第1巻に収録されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 ミオが口ずさむ歌について

ミオが口ずさんでいたのは、1970年に赤い鳥が初めてレコード化した「赤い花 白い花

赤い花は、ミオが百鬼丸へ向けた愛情のメタファーだったのかもしれませんね。

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 鬼神と醍醐の国の因果関係

百鬼丸が鬼神を倒すたび、醍醐の国では良くないことが起こるようです。

ちなみに、これまでに描写された不吉な出来事は以下の通り。

  • 泥鬼を倒す → 山崩れが起きる (第1話)
  • 万代を倒す → 国境で不穏な動き(第2話
  • 似蛭を倒す → 日照りによる凶作 (第4話)
  • 蟻地獄を倒す → 恵みの雨が止む (第6話)

この因果関係は原作になかった要素なので、今後ジレンマに苦しむ展開があるかもしれませんね。

 アニメ『どろろ』は全何話?

制作会社MAPPAの会社資料によると、アニメ『どろろ』は2クール放送されるそう。

なのでおそらく、全24話くらいでしょうね。

個人的には、どろろの過去編を丁寧に描いてもらえると嬉しいです♪

 オープニング映像の変化

アニメ『どろろ』のオープニング映像ですが、どうやら少しずつ色合いが変化しているようです。

もしかしたら、どろろが少しずつ身体を取り戻す過程を表現しているのかもしれませんね。

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 第6話「守子唄の巻・下」まとめ

第6話「守子唄の巻・下」は、あまりにも残酷な結末に涙が止まりませんでした…。

ただこの理不尽さは手塚作品の根幹にあるテーマでもあるので、真正面から立ち向かってくださるスタッフさんに心から感謝です。

そして第7話「絡新婦の巻」も、今から本当に楽しみですね。

『どろろ』の感想は毎週アップするので、ぜひ「マサログ」をブックマークしておいてもらえると嬉しいです♪

ちなみに公式さんが発信されている情報も面白いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。Ciao!

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